地域、お客さまに寄り添う接客を大切に
私たち株式会社平和堂は、お客様と地域社会に貢献し続けることを理念に掲げ、滋賀県を中心に毎日の暮らしに必要なもの、そして豊かさをお届けする地域密着型の店舗を展開しています。
地域や、お客さまとのつながりを大事に事業を継続していることで、お客さまからは信頼感や親近感をお持ちいただいている存在です。
より幅広いお客さまに平和堂を知っていただきたいという想いから、10年ほど前より、お客さまのライフスタイルに合わせたコンセプトやターゲットを定めたショップ形式を開始。5年ほど前からこのショップ形式の店舗を平和堂外への出店を始めました。
こうした店舗の出店計画も強化しており、5年後には100店舗の外部展開を目標に進行中です。有難いことに今まで築き上げてきた、平和堂に対する信用があるため、計画は順調に進んでいます。
売場の展開を検討していく上で大切にしているのが、お客さまのニーズはどこにあるのかに向き合うこと、お客さまの暮らしを豊かにハッピーにできるかの視点に立つことです。
これらの点で生活の木の製品は、目を引くパッケージデザインや手頃な価格帯のハーブティーから、その時期にしか出会うことのできない季節限定の精油や化粧品など、食品、雑貨、化粧品と、暮らしを横断する提案ができて良いと考えています。
平和堂が外部出店している「on 24. hours(オン24アワーズ)」ではギフト需要が8割を超えるシーズンもあり、「CoCoRo Plus(ココロプラス)」の化粧品とも相性が良いため、生活の木の製品がとても役立ちます。
正直、他社ブランドと比較すると、少々価格帯が高めな製品もありますが、逆にプラスワン販売することで購買単価の底上げに繋がるため有難いです。
製品以外に店頭でのワークショップも、他にはない取り組みなので、今後も製品卸と共に、ワークショップも定期的にできたらと思っています。
スタッフの志気を高め、販売を加速する取り組み提案
製品展開以外にも、販売スタッフの教育や販促面でのサポートしてくれるのもメリットです。
もともと平和堂ではスタッフ教育に注力しており、全国の販売スタッフ向けにオンライン講習を定期的に開催しています。その中で、生活の木の営業担当から、生活の木製品の背景、製品特性やよくある質問など、きめ細かいレクチャーをしてもらっています。
これにより、生活の木製品の理解促進につながり、スタッフの販売意識の向上に役立っていると感じています。
販促強化の一環として、生活の木から「生活の木の薬草湯」の販売コンクールについて提案を受け、実施したこともありました。
売り場の展開方法や、販売目標数を決めるなど、販売スタッフの自発的な動きや工夫に繋がった成功事例だったと思っています。
PBで差をつける、OEMを視野に
平和堂に足を運んでいただいたことがあるお客さまが必ず一度は耳にしたことのある、「はずむ心のお買い物」という平和堂の館内放送。昨年期間限定で、滋賀県親善大使である西川貴教さんに、この放送を歌っていただきました。
西川さんの放送を聴くために、平和堂がない遠方の地域などから、足を運んでくださったお客様も少なくありませんでした。
いつでもどこでも買い物ができる今の時代だからこそ、西川さんの館内放送のように、平和堂に足を運んでいただく、平和堂でしか出会えない商品を提供していきたいと考えています。
ショップのPBブランドを立ち上げるときは、生活の木にOEMをお願いできたら良いと思っています。
案件担当者 開発営業本部 古矢 貴信
(取材・文 / 開発営業本部 平川 知子)