福山大学が発表!レモングラス精油の忌避効果と抗酸化作用
2024年08月15日
福山大学薬学部の大西正俊准教授と前原昭次准教授らによる論文から、「レモングラス精油の忌避効果と抗酸化作用」についてご紹介します。
実験を通じて、レモングラス精油は、害獣除けとしての忌避効果と、抗酸化作用が認められました。
上図のとおり、オリーブオイルと比較してレモングラスは、スニッフィング(動物特有のにおいをかぐ回数)が減少、抗酸化指標となるヘムオキシゲナーゼ1が多い結果になりました。
体内での酸化ストレスによって、様々な病気が引き起こされることが判っており、レモングラスの抗酸化作用によって、細胞の癌化を始めとした、様々な病気予防の可能性を示唆しています。
■レモングラス精油
学名:Cymbopogon flexuosus(東インド型)
科名:イネ科
抽出部位:全草
グリーンなハーブをベースにしたフレッシュなレモン調の香り。
近年深刻さを増している害獣対策や、様々な病気に対する予防に、レモングラス精油を活用してみませんか。
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