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導入事例
CASE STUDY群馬県四万温泉の地で、元禄の世に創業し、300年以上の時を超えて今なお継続している温泉宿「積善館」。群馬県の重要文化財にも指定されている「積善館」を運営されている、株式会社積善館 代表 黒澤 百合恵さまに、「積善館」の魅力について、またそこで香りを大切にされ、生活の木の精油をご採用いただいたきっかけなどについてお話を伺いました。
歴史と文化が香る積善館の魅力
積善館は、元禄7年に開業した、歴史が息づく温泉宿です。
当時から変わらず湧き出る源泉「四万の湯」とともに、湯治目的で訪れる多くの人々を癒してきました。
積善館(せきぜんかん)の名前は、中国の儒教経典「易経」の「積善の家に余慶あり」(善い行いを重ねた家には良いことが起こる)という言葉に由来しています。
歴史が香るこの建物を維持していくこと、温泉文化の歴史を次世代に繋げていくこと、そして、今のお客さまのニーズに合わせたサービスを提供していくこと、この3つをミッションに、積善館を運営しています。
歴史的な積善館の建物は、映画のイメージモデルにされることも。
私たちは、積善館だけではなく、ここに暮らす地域の方々との共生も大事にしていて、地域自体を活性化することにも貢献したいと考えています。
四万温泉、積善館を訪れることで、群馬県の美味しい食材や、文化、風土を感じていただきたいと思っていますし、何より訪れた方々へ、心からのおもてなしを大切にしています。
そのひとつが、香りによるリラックス、快適な空間づくりです。
積善館のイメージに合う香りを探していた時に、生活の木のブレンドエッセンシャルオイルに出会いました。
積善館のおもてなし 森の木が香る生活の木の精油
初めてその香りを嗅いだとき、訪れる人の心が自然とほぐれるような、心身共にリラックスしていただけるような感覚を覚えました。
積善館の醸し出す和の雰囲気に合うか、調和がとれるかの視点からしても、生活の木のブレンドエッセンシャルオイル「ナチュラルフォレスト」の香りが、ぴったりとあてはまる感じがしたのです。
まるで森の中にいるような香りに包まれると、自然とリラックスでき、まさにおもてなしにふさわしく、日々客室の玄関でお客さまをお迎えしています。
香りはなくても成立するかもしれませんが、あったほうが良いと思っていますし、香りによるおもてなしを積善館では重要視しています。
客室での香りが気に入ってくださって、購入される方もいらっしゃいます。
積善館で過ごしていただいたひとときを、帰宅された後も香りを嗅ぐことで思い出していただけたら嬉しいです。
積善館の想い出を香りで残していただくのはとても良いと思っていて、いつか積善館オリジナルのアロマを作りたいですね。
また、涼を感じる香りも良いかもしれません。
近年夏の猛暑の影響で、かつてはクーラーがなくても、涼しくお過ごしいただけていたのですが、最近ではクーラーをつけることも。
訪れる方には、積善館で心も体もくつろいでいっていただきたいので、これからも香りによるおもてなしを続けていきたいと思っています。
案件担当者 開発営業本部 秋元 隆志
(取材・文 / 開発営業本部 平川 知子)
- 所在地
- 群馬県吾妻郡中之条町四万温泉